小屋組みを極力活かしながら、部分的に再生。本来は全体を復活させたかったのですが、敷地の問題と予算や今後の維持費などを考慮して、生活空間に使えるところを部分再生しました。野地などは新しいのですが、徐々に経年変化して馴染むようになります。さすがに囲炉裏からの煙が無いので、同じにはなりませんが・・・
内部は古民家ですが、外観は普通の木の家ですね。屋根が茅葺でしたので急勾配にはなっています。
建て主さんが古民家の再生に興味を持ったのは、元々骨董品などが好きで、古い建具などもお持ちで、それを活かす空間として古民家を探し始めました。建て主さんに連れられて会津で何軒か見て回って、私も2年目に舘岩の曲がり家に出会いました。古民家などの専門業者が候補を上げてきて、その中から選びましたが、時間と予算は思った以上にかかるものだと実感しました。
解体後の運搬、保管、加工・・・いろいろ大変でしたが、楽しい経験でした。出来れば今度は現地での再生に参加出来ればと思っています。
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