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​過去に出会った建て主さんとの家づくり。

丸太が大好きな建て主さんが暮らす〈木曽呂の家10

防風林のある広い敷地で、本来ならば平屋や2階建てで十分設計可能なのですが、敷地にある大きな銀杏の木と樫の木などの防風林を活かし、また建物に取り込み、その緑を毎日楽しみたいというご希望から3階建てになりました。

元々マツザワ設計では、通常の木材使用量に比べると倍近い木材と、広葉樹など通常利用されない木々を使用することが多いのですが、こちらの建て主さんはそれに輪を掛けて多くの種類と量の木材を使いたいとの要望がありました。

利用されている樹種は杉、桧、地松、栗、欅など様々で、丸太に加え、6寸角の桧柱もたくさん使用しています。そんな木々を露出度高く利用するための「架構計画」を行っています。構造計算との兼ね合いもあり、多少時間を要しましたが、構造計算で必要となる木材の調達もでき、加工も手刻みで行われた家です。

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