まずは問い合わせ
HPや各種イベント、紹介からのお問い合わせ…
建て主さんとの出会いは様々です。
まずはお気軽にご連絡ください。
家づくりカフェやイベントの他、毎週土曜日は無料相談を受け付けています。
もちろん先ずはメールで相談でも構いません。
来所(マツザワ設計訪問)
電話やメールで打ち合わせ後、
日程調整を行い事務所に来て頂きます。
お気軽にご家族でお越し下さい。
いろいろお話を伺ったり、マツザワ設計の家づくりの説明をさせていただきます。
家の写真や図面を見ていただきながら、家づくりのいろいろな話をしましょう。
家や伐採の見学会が開催される場合は、タイミングが合えばぜひご参加下さい。
話を聞いただけでは分からない、家のことがいろいろ実感・体感できます。
家づくり調書
家づくりを始める際、まずは家づくり調書という書類に、家づくりへの思いを書いていただきます。
難しいものではなく、家づくりでこだわりたいことや夢・希望、そして今のお住まいや家族の話、持込予定家具などを書いてください。
具体的なことでも、何となくなイメージでも、大きなことから小さなことまで…
何でも構いません。
それをもとに建て主さんの暮らし方を知った上で、設計の計画に入ります。
予算によってかなわない内容もあるかもしれませんが、後で言っておけば良かった…ということがないように、できるだけたくさんの思いを伝えてください。
調書を受領後に敷地や役所での法的調査、上下水道などの調査も開始します。
気になる点、悩み事など相談を聞きながら、できる範囲でアドバイスさせていただきます。
契約前の相談などは無料です。
必要に応じて、調査や企画
原則、設計監理契約をした上での調査、設計作業となりますが、敷地にどんな家を建てることができるのか不安もあると思います。
希望される方には実費(8万円)をいただいて、調査、企画(計画)をさせていただきます。
設計監理契約に進んだ場合は、その金額を設計監理料から引かせていただきます。
設計監理契約
マツザワ設計と一緒に家づくりをしようと思っていただけたら、設計監理契約を締結させていただきます。
契約時に契約内容はもちろんですが、今後のスケジュールやお互いの作業の確認をさせて頂きます。
通常はメールや電話でやり取りをし、お会いした方が良い事柄は事務所、もしくはお住まい訪問で打合せとなります。
基本設計 計画の開始(2ヶ月程度)
敷地、法的調査などが済むと、計画作業に入ります。
ご家族の希望、敷地条件、予算など大きな項目を整理し、プランを提案します。
何度か行ったり来たりしながらまとめていきますが、まとまるまでに通常2ヶ月程度は必要になります。
実施設計に入る前に地盤調査や現況測量等も行います。
実施設計 詳細な設計の開始(2~3ヶ月)
間取りが決まり、建物の形や仕様の大枠が決まると、次は実施設計に入ります。
外壁・屋根そして内部の仕上、照明を含む設備機器類、家具や建具、各所に使われる金物類、サッシやガラス、塗装の種類や色など、細かな設計を行い、様々なものを決めていきます。
意匠図、電気・衛生給排水図、構造図等を2~3ヶ月かけて作図します。
構造は基本的にマツザワ設計で検討しますが、必要に応じて構造事務所に依頼し、構造計算を行います。
施工会社の選択⇒見積依頼
実施設計が完了すると、施工会社に見積依頼をします。
マツザワ設計の場合は特命の形が多く、見積合わせという2,3社から見積を取って、比較検討することは少なくなります。
まずはマツザワ設計の木の家をつくることができる技術を持っている必要があり、完成後も長くお付き合いするという視点から、建築する地域の信頼のおける工務店1社と交渉をします。
稀にですが、建築地が遠方で、知っている工務店がいない場合は、仲間の設計者に紹介してもらうなどして、2,3社から選ぶ場合もあります。
同じものを買うのであれば、安い方を選ぶのは当然ですが、ゼロからつくり上げていくものですので、信頼関係を築きながら家づくりを進められる相手を選びたいと思います。
確認申請など手続き(1ヶ月~)
家を建てるためには、確認申請という手続きが必要です。この申請は工期の関係で見積と並行して行う場合と、工務店との契約が決まってから手続きを行う場合があります。(準備を含め1ヶ月程度)
開発調整区域や農地など、特殊な事情がある場合は、申請に時間がかかるため、事前に手続きを進めることが多くなります。
確認申請と違って、これらは半年~1年以上掛かる場合もあります。
確認申請を済ませると、設計内容の変更には追加の手続きが必要になりますので注意が必要です。
見積調整⇒工事契約(1ヶ月~)
見積が出たら、見積調整に入ります。
希望工事額で納まれば良いのですが、どうしても夢が膨らみ、見積金額は予算オーバー気味で出てきます。
工務店の見積書作成には3~4週間必要で、受領後に、金額調整として仕様の変更や設計の変更作業を行います。
見積内容を精査し、先ずは設計変更を伴わない減額を試みます。
その後、仕様変更、設計変更を必要に応じて行い、建て主さんの希望した金額に近づけ、打ち合わせを行います。
金額と工期などについての合意が得られると、工事契約準備に入ります。
見積内容や支払い時期などを確認し、設計者立ち会いのもと工事契約となります。
解体、地鎮祭、地盤改良などの時期も決めてスタートします。
仮住まいの手配や引っ越しは先行することも。
工事着工
地鎮祭は特に必要なものではありませんが、安全祈願も兼ねていますので、ほとんどの場合行っています。
実費で神主さんへの支払いも含め、3~5万円程度必要になります。
また、近隣挨拶は大切です。
解体工事がある場合はその前に、工務店と一緒に廻るのが良いと思います。
地鎮祭が済むと、地縄張り、地盤改良、遣り方、土工事、基礎工事と進みます。
工事監理開始
設計事務所は通常1週間に一度程度、現場定例打合せを行います。
何曜日の何時に、と工務店と決めて、多くの協力業者と現場で打合せをしながら進めていきます。
初期は職人さんの出入りも不規則なので、工事に合わせて打合せや確認のために現場に行きますが、上棟後は定期的に行くことが多くなります。
原則、全ての情報が設計事務所に集まるようにしながら、最後まで工事が進められます。
上棟
基礎工事開始から1カ月後あたりに上棟(建て方)が行われます。
現場で基礎工事が進められている間に、工務店は木材の加工を進めています。
構造材の加工は、プレカットによることが多くなりました。工場との打合せ・加工がこの間に進められます。
上棟は建て主さんの都合優先で、日の良い日を選んで行われ、大体1日で全体が建ち上がります。
上棟式を行う場合は、工事後に現場で儀式と宴会が執り行われます。
顔合わせも兼ね、家づくりについて職人さんたちと色々話してみてください。
竣工・引渡し(5~7ヶ月)
着工から5~7カ月後に完成を迎えます。
その間、多くの協力業者が現場に出入りし、家ができあがります。
建て主さんもぜひ邪魔しない程度にご参加下さい。
竣工すると、公的な完了検査、工務店の検査、設計事務所の検査などが行われ、施主検査を経てお引き渡しです。
新生活のスタート
完成すると、工務店にもよりますが、半年1年点検などを行います。
完成引き渡しから工務店との、本格的なお付き合いが始まります。
もちろんマツザワ設計も相談にのりながら、長いお付き合いを続けさせていただきます。
木の家は時間が経つとより深い味わいが出てきます。
じっくり楽しく快適にお暮らし下さい。